ブログタイトル:採用担当者の日常日記。トラブルもあるよ。

サブタイトル:今の新入社員が何を考えているのかわからない。どういった特徴があるの?

 

 

苦労した採用活動が終わり、今後の育成計画を検討している会社も多い時期ではないでしょうか。

ですが、育成の仕方を誤ると早期退職につながりかねないことも事実です。

 

そこで今回は実際に私が感じる今の若年者の特性をご紹介します。そしてそれを理解した上で研修のカリキュラムや最終目的地を決定するための参考になればと思います。

 

 

 

最近の若年者の短所と長所とは?

 

【長所1】まじめ

ちょっと前までは、新入社員の中には少し「やんちゃそうな人」が数人いたと思いますが、最近はそういった人をあまり見かけません。新入社員に限らず説明会等で接する学生にも当てはまるので『まじめな人』が多くなったと思います。

 

【長所2】仲間意識が強い

内定式や入社式、新入社員研修の機会にSNSで繋がるのか、わかりませんが、いつの間にか新入社員同士が友達のように仲良く話をしているのを見かけたり、休日によく遊びに行っている話を聞いたりします。

なので仲間同士のコミュニケーションは得意なのだと思います。

 

【長所3】現実的

面接の際に「将来の夢は?」と言う質問に対して多くの若年者は「安定して働ける会社で頑張っていたい」「後輩に頼られる先輩になりたい」など。

こちらとしては「管理職(社長)になりたい」「TOP営業マンになりたい」と言った回答を期待しますが、現実的な回答が多く、ある意味で現実的で地に足がついているという印象があります。

 

【長所4/短所1】素直・受け身

研修等で与えられた宿題や課題をきっちりこなして、研修での最終終着地を理解してそれに沿うように進められるとても素直な人が多いように感じます。

ですが、その反面、言われたことしかしない・指示がないと動けないような受け身姿勢の方が多いようにも感じます。

 

【短所2】未熟なコミュニケーション能力

長所2でご紹介したように新入社員同士などの自分と同等な相手とのコミュニケーションは得意ですが、自分とは異なる相手(年齢や立場が異なる人・自分とは考え方が異なる人)とのコミュニケーションは苦手です。

また、SNSやメールなどでのコミュニケーションは得意ですが、会話(電話)でのコミュニケーションは「面倒臭い」と思ってしまい、苦手と感じている人も多いと思います。

 

【短所3】自己中心的

例えば電車の中で化粧をしている若い女性や優先席に座っている若年者などのように、周囲の人間がジロジロ見ているのに気が付かず、自分の行動が周囲にどう受け止められているのか、どのような影響を与えるのか考えが及ばない若年者が多いと思います。

 

【短所4】もろい精神

上司や先輩に叱られると、尋常ではない落ち込み方をして、泣き出したり時には更衣室やトイレにこもるようなこともあります。

失敗を成功に導こうとする考えや、過ちを認めて立ち直る力が弱いのだと思います。

 

 

最近の若年者の育って来た環境

 

こう言った長所や短所は育って来た環境しいては現在の学校教育環境から作られて来たものだと思います。それには3つの要素があると思います。

 

《コミュニケーション》

自分の発言が友だちを傷付けて、嫌な顔をされたり関係が悪くなったりした。逆に自分の行動・発言が相手を励ました。

人はこのような体験からコミュニケーション能力を身に付けていきます。

しかしバーチャルなコミュニケーションに頼りがちな今の若年者は希薄で楽な関係を好む傾向にあり、コミュニケーション能力を鍛える機会が十分ではなかったのではないかと思います。

《我慢する機会》

少子化の影響もあり、子どもの頃から親や祖父母に何でも与えられてきた今の若年者は、我慢することなく成長しています。その分、我慢して何かを獲得したという喜びも少なかったのかもしれません。

《考える機会》

今の若年者は脳みそをフル回転させて考えなくても、ネット検索で答えを見付け出せる世代です。安易に答えを導き出せると言う環境が考える習慣を奪ってしまっているのかもしれません

 

 

今の若年者に効果的な新入社員研修

こう言った若年者の傾向を踏まえて、うちの会社では来期の新入社員研修では、まず仕事をする上で必要とされる社会人としての基本(挨拶・笑顔・元気の良さ・報連相・年長者とのコミュニケーション)を徹底的に教え込み、定着化を図ります。

そして1度学んだ知識やスキルを実践する場を意図的に作り出し「知っている、分かっている」を「出来る」に変える働きかけをします。

さらに新入社員の上司や先輩にも研修の場に同席してもらい「研修の場だけで出来る人」「職場では出来ない人」にならないようにしっかりと定着を図っていきます。

 

これはうちの会社で効果的だと考える内容なので、業界や職種によっては合わないこともあるかと思いますが、今の若年者の特徴は大きく外れてはいないと思いますので、少しでも参考になればと思います。