そろそろ新入社員が入ってくる。もしくはついこの間入って来た。そんな時期ではないでしょうか。

まだまだ学生気分が抜けない新入社員も多くいらっしゃることでしょう。まだまだ初々しい顔つきの中、少しでも早く仕事を覚えようと四苦八苦していることと思いますが、そんな中、仕事の指示をしても思ったようにいかないと感じる先輩の方々も多くいらっしゃることと思います。

 

そこで今回は新入社員向けに指示や命令を受ける時のビジネスマナーをまとめましたので、その必要性やHow toを踏まえて教育する一助となればと思います。

 

 

 

 

指示・命令を受ける時のマナー

組織内では仕事の緊密な連携は不可欠です。「指示」は、組織が効率よく機能するための、いわば“羅針盤”です。上司が「指示」を出すのは、あなたに期待しているからです。「指示」を受けたら、言われた事を「ただやる」のではなくて、何を要求されているのか、仕事の目的を常に考えながら、計画を立てて取り組む事が大切です。

 

 

指示・命令のマナー<こんな時どうする?>

(1)指示が重なった時

① 現状を素直に報告し、どちらを優先させるか上司の判断を仰ぎます。勝手な判断は禁物です。

② 直属上司以外の人から指示を受けた場合、直属上司に連絡し、了解を得ます。

 

(2)指示が無理だと思ったら

期日や仕事の量、自分の能力など、指示を受けるのに都合の悪い事があれば、その旨を上司に伝えて相談します。無理と思いつつ受けてしまうと、結果として迷惑を掛ける事にも繋がります。

 

(3)指示が間違っていたら

上司の間違いを発見したら、上司の判断を仰ぐ形で正しい指示を受け直します。気付いても言い辛いからと言って放っておく事は避けましょう。

 

 

 

 

指示・命令のマナー<NG集>

(1)呼ばれても返事だけ

上司は用事があるからこそ、あなたを呼んでいます。たとえ他の仕事に追われていても、すぐに上司の席に出向くようにしましょう。

 

(2)呼ばれても返事をしない

呼ばれた時「はい」という返事は欠かせません。返事をしないのは、相手を無視した事になり大変失礼です。

 

(3)返事の声が小さい

入社したての新入社員は職場に慣れておらず、自分に自信がないことから、声が小さい傾向にあります。呼ばれた声量と同等の声量で返事をすることが基本です。恥ずかしがらずに返事は自信を持ってしましょう。

 

(4)メモを取らない

仕事は、指示を「正確」に受ける事から始まります。そのためにメモを取ります。聞き間違い、聞き漏らしは大きなミスに繋がります。メモをしてもらうと、指示を出す方も安心です。

 

(5)分かった振りをする

分からない事があっても、「出来ない奴と思われたくない」という意識から、分かった振りをする事は避けましょう。指示内容を不正確に理解して実行する事が、却ってあなたへの信頼を損ねる事になります。

 

(6)指示内容を勝手に変更

上司の指示には必ず意味があります。勝手に変更した事が、大きな損害に繋がる事もあります。指示内容を変更する時は、必ず上司に報告して、了解を得る事が必要です。

 

(7)新たな指示を安請け合い

前に指示された仕事がまだ終わっていない場合は、現状を素直に報告します。

仕事を溜め込んでしまって結果、期日までに終わらない。これはあなたを信頼して指示を出してくれた上司の信頼を失いかねません。

 

(8)指示・命令を拒否

つまらない仕事に見えても仕事を嫌がらないようにしましょう。嫌な仕事でも誠心誠意やり遂げてこそ周囲の信頼を得る事が出来ます。小さな仕事だからと手を抜いていると、大きな失敗に繋がる事は多々あります。

 

(9)いつも「指示待ち」人間

言われた事しかしない「指示待ち」人間では社会人としては失格です。いつも上司からの指示を待っているのではなく、積極的に自ら提案していく姿勢が必要です。