1.美脚ってどんな脚?
1-1形
両足をぴったりとつけて立ち、くるぶし、ふくらはぎ、ひざ、太ももの付け根の4点がくっつく状態が、まっすぐな脚です。
これだけで美脚とは言えず曲線美も重要なポイントになります。つまり、o脚、x脚といった脚の歪みがないことです。
1-2細さ
ただ細いだけでは見た目も悪いので、適度に筋肉のついた、引き締まった脚であることが理想です。また、その人の体に合った細さであることも重要です。
太もも→身長×0.3
ふくらはぎ→身長×0.2
足首→身長×0.12
1-3バランス
足首、ふくらはぎ、太ももの見た目のバランスも重要です。いくら太ももが細くても、ふくらはぎがパンパンに張りだしていたら、美脚とは言えないです笑。最もキレイに見えるのは太もも:ふくらはぎ:足首が5:3:2の比率。これに近ければ近いほど美脚です。
この計算ででた数値に近いほど美脚の持ち主です。
1-4キレイな肌
脚といえども、乾燥してカサカサだったり、傷跡がいくつもあったりでは美脚とはいえません。顔の肌と同じくらい、ケアをすることが大切です!
2.美脚を妨げる大きな原因
「むくみ」と「筋肉不足」
1つは、日本人女性の5大悩みにも入っている“むくみ”です。血行やリンパの流れが悪いと、脚がむくみます。もう1つは、“筋肉不足”です。とくにお尻の筋力が不足することで、悪い骨格の並び方になります。むくみを解消し、しなやかな筋肉をつけることが、美脚へ近づく第1歩です!!
3.エクササイズ
3-1むくみ防止
・鳩のポーズ
片足を前方に曲げ、もう片方の足を背後に伸ばして座ります。骨盤は左右まっすぐに保ちます。そのまま両手を前に伸ばして上体を倒し、マットにおでこをつけます。おでこをつけるのが難しい場合は、おでこに両手でげんこつを重ね、高さを作ります。左右の足を変え、反対側も同様にします。股関節が伸び、ももの外側やお尻が刺激され、むくみ解消に効果的です。
・三日月のポーズ
四つん這いになって脚を腰幅に広げます。片方の足を前に出して、かかとの上に膝がくるように垂直に曲げます。上体を起こします。膝に添えた手を上にあげ、ゆっくりと上体を反らします。反対側も同様に行ないます。骨盤の歪みや倦怠感、足のむくみの解消のほか、全身の疲れをとり疲れにくい身体を作ってくれるポーズです。
3-2筋肉ほぐし
・三角のポーズ
右足前、左つま先は90度横に開きます。右かかとから左土踏まずまで一直線になるイメージです。息を吸いながら背筋を伸ばし、息を吐きながら上体をまっすぐ倒し、右手は右足に添えられる位置に下ろします。左足で深く床を踏み膝を伸ばし、右手で上体を引き上げるイメージで両体側を均等に伸ばします。この時、右手から左手がまっすぐ一直線に伸びるイメージです。顎を軽く引き首の後ろを伸ばし、目線は伸ばした左手に。5呼吸×2。反対側も同様に。
ふくらはぎの筋肉がキュッと引き締まって、持ち上がるので、足首がほっそりと見えます。
・ハイランジ、ローランジ
ヒザをついたローラウンジで、腕は斜め上方向に。腰に圧迫のない位置に踏み込む。右足のカカトの位置はヒザの真下、または少し前でもOK。肩甲骨から腕を引き上げる意識で、腕を引き上げる。目線は斜め上へ。ローラウンジの状態から左足のヒザを浮かす。さらに左足の甲で支えるようにすると、太腿部の筋肉が強く引き締まる。右足のカカトをしっかり踏みしめて、安定させる。5呼吸×2セット
ローランジ
ハイランジ
4.まとめ
無理せず、鍛える前にまずほぐしてむくみをとり、美脚を手に入れましょう。