脂肪肝とフォアグラって似てますね

 

フォアグラ、大好きでしょ?

おいしいですよね。

 

そのフォアグラですが、どんなものかご存知ですか?

ガチョウやアヒルなどに沢山の餌を与えることにより、肝臓を肥大させているんですよ。

 

まさに、人間の脂肪肝もそれと同じ状態なんですね。

肝臓に脂肪がたまりフォアグラ状態になるのが脂肪肝。

 

そんな脂肪肝は、大した病気ではないと放置していませんか?

脂肪肝は、痩せればいいんでしょ?

と、簡単に考えていませんか?

 

確かに、昔は、脂肪肝は軽い病気と考えられてきました。

しかし最近は、脂肪肝が肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があるということがわかってきています。

脂肪肝は、様々な生活習慣病のリスクを高めることがわかってきています。

 

脂肪肝とは

・脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が異常にたまった状態です。

・肝臓に含まれる中性脂肪の割合が5~10パーセントを超えると脂肪肝といわれます。

・脂肪が肝臓全体の30%以上を占めるようになった状態です。

・糖尿病のある人では糖尿病そのものが悪化する原因になるそうです。

・脂肪肝は生活習慣と関連して発症することが多いようです。

 

日本人における軽度の脂肪肝は、見た目がスリムな人にもみられることもあります。

たった2~3kg体重が増えただけで肝臓に脂肪がたまる可能性があるそうです。

 

今や日本人の4人に1人が脂肪肝なのだそうです。

男性では、4割の人が脂肪肝だと言われています。

 

 

脂肪肝の原因

 

脂肪肝の原因として一番多いものは、アルコールに関連したものです。

お酒の飲み過ぎですね。

 

お酒を飲まない人(非アルコール性脂肪性肝疾患)も脂肪肝になることもあるそうです。

それは、次の原因の場合もあります。

 

・肥満

・過剰な栄養摂取

・やせ過ぎ

※急激なダイエットのやり過ぎで肝臓に負担をかける場合

・薬剤

※ステロイドなどの薬物により、脂肪の代謝に異常を起こしてしまい、

脂肪肝になる場合があります。ステロイドの薬の服用には気をつけましょう。

長期にわたっての使用は止めましょう。

・遺伝性代謝疾患

・妊娠

・糖尿病

 

などがあげられます。

 

お酒の飲み過ぎが肝臓に悪いことは一般的に知られています。

が、食べ過ぎも脂肪肝になりやすくなります。

 

脂肪肝セルフチェック

あなたの肝臓は大丈夫でしょうか?

セルフチェックで確認してみてくださいね。

 

・食事の味付けは濃い方が好きである

・肉類が好きでよく食べる

・お酒はよく飲む方である

・お酒を飲むと食欲が増進する

・夜遅い時間や就寝前に食事をすることが多い

・タバコを吸う

・肥満気味である

・運動はあまりしない

・不規則な日常生活をしている

・ストレスがたまりやすい

・疲れやすく、全身に倦怠感を感じている

・健康診断などで高血圧といわれた

・健康診断などでコレステロール値が高いといわれた

・糖尿予備軍である。または糖尿病である

・過度なダイエットをしたことがある

 

あなたはいくつ当てはまりましたか?

0~2個 脂肪肝の疑いは低いです。
3~6個 脂肪肝予備軍の疑いがあります。該当項目の改善を
7個以上 脂肪肝の疑いが濃厚です。専門医の指導を受けましよう

 

 

脂肪肝の予防ポイント

 

・食生活を見直す

(脂質の多い肉類や食品を減らし、青魚を食べる。

低カロリー・低脂肪・高蛋白食を心がける)

 

・甘いものを控える。

(砂糖の入った清涼飲料水や菓子類などは食べ過ぎない)

 

・果物を食べるのはほどほどに

(果糖が脂肪肝を招き、肥満につながるおそれがある。

摂りすぎなければ健康に良い食品ですが、それだけを食事の替わりにしてはいけ        ない)

 

・お酒は控える(アルコールは中性脂肪の蓄積を促進する)

 

・適度な運動を心がける

 

・肥満に注意する

 

・血圧をこまめにチェックする

 

全部をいますぐ実行するのは、とても大変です。

またストレスも感じるでしょう。

ストレスを感じないように少しずつ生活に取り入れながら

実行するように心がけましょう。

 

 

脂肪肝の治療

 

残念なことに、脂肪肝に特効薬は存在しません

 

初期症状の自覚はほとんどといってありません。

ひどくなったときに、食欲がなくなったり、疲労感を感じたり

疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするする程度です。

 

定期健診で発見されることが多いので、

定期健診の受診は必ず受けておきましょう。

 

体重をコントロールしながら、肝細胞に蓄積した脂肪を取り除くようにします。

 

生活習慣が原因の脂肪肝は、生活習慣を改善すれば治ります。

食事療法、運動、禁酒を行い、

体重を2kg減らしただけで、肝臓にたまった中性脂肪が減り、肝機能が回復します。

 

 

●肥満が原因の場合は、まずは減量が必要です。

摂取カロリーの制限と運動によって、体重が減少すると、検査数値も改善され、蓄積した脂肪も減少していきます。

 

※果物の果糖は吸収がよく、肝臓で中性脂肪になりやすいと言われています。

果物は、身体に良い食物ですが、食べ過ぎには注意しましょう。

※ごはん、パン、麺類は、ほんの一口残すだけで、1ヶ月に500g、4ヶ月で2kg減量できると言われているようです。

 

●アルコールが原因の場合には、禁酒が大前提になります。

禁酒によって脂肪の合成が減少し、逆に蓄積した脂肪が分解され、改善されていきます。

 

●糖尿病が原因の場合には、医師の指示の糖尿病の食事療法に従います

 

 

肝機能を表すALT(GTP)の基準値は30(IU/L)以下ですが、20(IU/L)以上であれば脂肪肝予備軍と考えられます。

 

●脂肪肝には緑茶がいい!?

 

ストレスや喫煙、紫外線などから発生する活性酸素を浴び続けると、

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の発症に影響を及ぼします。

 

緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があると言われていますから、有効的なのですね。

 

現在、

緑茶に含まれるカテキンは、特に肝臓で発生する活性酸素を消去してくれることがわかってきました。

メタボリック症候群にもいいという研究もあるので、脂肪肝予防にも効果的なようです。

 

●血糖値が急上昇しないような食べ方

野菜のおかず→肉・魚のおかず→ごはん(炭水化物)の順番

 

よく噛んで食べれば、血糖値の上昇が穏やかになり、インスリンの分泌が抑えられます。

インスリンは、血糖値が急上昇すると、大量に分泌されます。

そして、その余ったインスリンは「糖」を中性脂肪として肝臓に蓄えてしまいます。

 

●運動をする

 

脂肪は筋肉で燃えるため、脂肪肝の改善には筋肉をつけることが大切だと言われています。

軽い筋トレ、肝機能の改善に繋がると言われています。

 

インナーマッスルを鍛えれば基礎代謝が増えて、太りにくい体になります。

 

※急激な減量はかえってNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)を悪化させる可能性があるので、月に2kgを越えない程度の減量が適切だと言われています。

 

まとめ

■脂肪肝とは

■脂肪肝の原因

■脂肪肝セルフチェック

■脂肪肝の予防ポイント

脂肪肝の薬はありません。

自力で予防する

■脂肪肝の治療は?

 

たかが脂肪肝。されど脂肪肝です。

痩せればいいんだろ、なんて簡単に考えていると、思いもかけない病となってあなたに襲い掛かってきます。

 

なんでも、早い処置・早い予防対策をすることが大切です。

早ければ早いほど、苦労しなくてすみますよね。