赤ちゃんに離乳食を与えるようになるのは、生後5か月頃からが一般的な時期です。

4か月頃から首が据わってきますので、その頃を見計らって初めてもいいでしょう。

首が据わらない内は、当然のことながら首の力が弱いので離乳食を与えるには不向きな時期だからです。

今回は、離乳食を与え始めたママさん向けに、赤ちゃんがおいしく食べてくれる離乳食レシピを紹介します!

生後5か月~6ヶ月は「ごっくん期」

赤ちゃんに離乳食を与え始める5か月頃は、「ごっくん期」という言い方をしています。

この時期は、当然ですがまだ歯が生えていないので固形物は与えられません。

この時期の赤ちゃんに与える離乳食は、まずは10倍粥から始めることがおすすめです。

10倍粥の作り方

10倍粥は、お水の量に対してお米の量が少ないお粥のことです。

割合としては、既に炊き上がっているご飯で作る場合はご飯1・お水5です。

お米から炊く場合は、お米1・お水10で炊きます。

炊き上がったら、裏ごししてペースト状にします。

スプーンですくって垂らした時に、トロ~っと垂れるくらいが目安です。

赤ちゃんに与える時は、よく粗熱をとるようにしましょう。トロっとしたお粥は熱が逃げにくいので、お粥の表面は冷めているようでも中が非常に熱くなっています。スプーンでお椀の底から深くかき混ぜながら、息を吹きかけて冷ましましょう。

時間がある時にたくさん作っておいて、冷凍庫の製氷皿で冷凍して小分けにしておくと、次の離乳食を与える時間にはサッと取り出してレンジであたためるだけで、すぐ食べさせることができます。

この場合は、お粥の表面が熱くてお粥の中が逆に冷たいままになっている可能性があるので、途中かき混ぜながら2回か3回に分けてレンジで温めた方がいいでしょう。

もちろん、鍋で溶かしながら温めてもより早く温められます。

10倍粥は1週間くらい続けて、その後はお水の割合を段々減らしていってもいいでしょう。

お米1にお水9とか8とか、微妙にちょっとずつお水を減らしていきます。

しかし一変に水分を減らし過ぎないように気を付けましょう。まだまだ歯が生えない内は、基本はドロドロした状態までが目安です。

お粥の次はお芋を使った離乳食

お粥に慣れてきたら2~3週間目からは、お芋を使った離乳食にしてみましょう。

ミルクと混ぜ合わせて、お芋をペースト状にした離乳食に切り替えていきます。

じゃがいもなど芋類を蒸したりして、柔らかくした芋を裏ごししてそれにミルクを混ぜ合わせ、芋をクリームのような状態にすることをペースト状にすると言います。

芋はじゃがいもの他に、サツマイモやかぼちゃなどが適しています。山芋でも良いのですが、これは赤ちゃんの口元が赤くかぶれてしまう可能性があるので、あまりおすすめできません。

山芋で手がかゆくなったという話を聞いた事があると思います。実際、かゆくなった経験がある人も多いと思います。

ですから、じゃがいもかサツマイモ、かぼちゃなどが肌の柔らかい赤ちゃんにはお勧めです。

しかも、これらの芋は食物繊維も豊富なので便秘解消の効果もあります!

「ごっくん期」の赤ちゃんの離乳食レシピ

この時期の赤ちゃんに与える離乳食は、あまり味付けは考えなくてもいいのです。

まずは、食べ物の素材そのものの味を味合わせることが目的なので、味付けは殆どしなくても構いません。

では、おすすめの離乳食レシピをご紹介します!

さつまいもとにんじんのポタージュ

芋と相性が良いのはにんじんです。にんじんも食物繊維が豊富なので、便秘解消・便秘予防に効果的です。

【作り方】

にんじん:1/2本

さつまいも:1/2本

水又はミルク:適量

1、にんじんとさつまいもは皮を剝いて、適当な大きさに切って鍋に入れ、お水はにんじんとさつまいもがヒタヒタに被るくらいまで入れます。

お水から炊いて柔らかくします。

2、にんじんが簡単につぶれるくらいになったら、ハンドブレンダーですりつぶしていきます。なければ、すり鉢で裏ごしするようにしてもいいでしょう。

3、水又はミルクで濃度を調節しながら混ぜて出来上がりです。

ミニトマトのポタージュスープ

芋だけでなく、野菜を少しずつ変えていくのも赤ちゃんが好き嫌いなく食べられるようになるための最初のステップです。

【作り方】

ミニトマト:100g

赤パプリカ:1/4個

たまねぎ:1/8個

食パン6枚切り:1/4枚

1、ミニトマトと赤パプリカは皮と種を除いて、たまねぎは皮をむいておきます。

2、ミニトマトと赤パプリカ、食パンを入れてフードプロセッサーなどでなめらかさが出るまで混ぜます。

3、2を鍋に移して、一煮立ちさせて冷まし、器に入れて出来上がりです。

いきなりいろんな素材が入ったものになったようですが、5~6ヶ月頃になれば自分でスプーンを持ちたがったり口に入れたりするようになりますから、そうなればこうした複数の素材を入れても大丈夫です。

既に食べ物の好き嫌いが出てくる赤ちゃんもいますから、少しスピードを上げてたくさん素材を使ってみるのもおすすめです。

急がずゆっくりが一番

「ごっくん期」の赤ちゃんには、まず食べることに慣れさせることが大事になります。

ですから、焦ってそれまで飲ませていたおっぱいやミルクをバチっと辞める必要はありません。

まだまだおっぱいやミルクがメインであっても、何も問題はないのです。

しかし段々とおっぱいやミルクでは足りなくなってきますので、それを離乳食で補うという感覚でいいのです。

「早くおっぱいを辞めさせたい」「おっぱい離れができない」と焦るママさんもいますが、赤ちゃんにはその子その子のペースがありますので、様子を見ながら徐々に離乳食に移行していけるようにします。

ゆっくりペースの赤ちゃんもいると思いますが、それでもいつまでもおっぱいを欲しがることはありません。

必ず食べることの方が良くなりますし、食べ物のほうが腹持ちが良いことも覚えていくので嫌でもおっぱいからは必ず卒業しますから、ゆっくり焦らずに進めていきましょう。

他の子と比べる必要もありません。

「あの子はもうおっぱいが辞めれているのに、うちの子はまだ・・・」なんて思うと、焦ってしまいますよね?

でもそれは、決して遅れている訳ではなく5~6ヶ月ならまだおっぱいが辞めれなくても当たり前です。

7か月を過ぎる頃になると自然と食べることに欲が向くので、心配はいりません。

大人になるまでミルク飲んでる人はいませんよね?

ちょっとくらいペースが遅くても親が焦ったり、イライラしたりすると子供もそういう雰囲気を敏感に感じ取ってしまうので、余計に離乳食への移行が困難になります。

まずはママがゆっくり焦らずを心掛けて、できるだけ自然な形で食べることがメインになるようにしていきましょう。

まとめ

今回は5~6ヶ月の赤ちゃんへの離乳食を取り上げてみました。

私も今は高校生になった子供がいますが、やはり赤ちゃんの頃は離乳食作りは大変でした。

口に入れてもすぐべーって出してしまったりするんですよね?

でも、そういう時はお粥やポタージュの濃度をもう少し滑らかにしてみるとかいろいろ工夫をしたものです。

その内、丁度いい濃度が見つかるので、いつの間にか決まった濃度で食べてくれるようになったりしました。

だから、決して焦らない事ですね。創意工夫が大事です。

頑張ってくださいね!