新年度に入り、幼稚園、小学校から中学、高校と学校関係では「家庭訪問」の時期です。

学校によっては、家庭訪問をやってない学校もあるようですが、まだまだやっている学校が多いです。

日頃の子供の様子など保護者にとっては貴重な話が聞けるので、ないよりあった方がいいですよね?

しかしここで気になるのは、先生にお出しするお茶菓子は何がいいのか?

また先生には何処に座って頂くものなのか?これって意外と知らないですよね?

そこでここでは、家庭訪問でのお茶菓子や先生に座って頂く場所のマナーをご紹介します!

家庭訪問で出すお茶菓子は実は必要ない!

家庭訪問でお出しするお茶菓子でよく出されるのはショートケーキとかお饅頭が思い浮かびます。

もう定番のようなものですが、皆さんはどんなものを出していますか?

私はあるテレビドラマで、家庭訪問に行った先生が「毎回、ケーキ出されてうんざり!」と言ってる場面を見ました。

1日何軒廻るのか知りませんが、行った先々でケーキと紅茶を出されて家に帰って来た先生が「もうしばらくケーキ見たくない!」ってぼやいてました(笑)

これって実際ありがちですよね?出す方もそれくらいしか思い付かないものだから、とりあえず定番だけどケーキにしとこうかってなるんだと思います。

人間考えること一緒だから、右に倣えでみんな示し合わせたかのように紅茶とケーキ。これじゃ先生もうんざりしますよね?

では、実際どんなお茶菓子が出てくると有難いんでしょうか?

実は、お茶菓子は出さない方が有難いんです!ちょっと衝撃的ですよね?

「え?お出ししないと失礼じゃない?!」って思いますよね?

そう、通常お客様をお招きしたら、お茶菓子はお出しするのがマナーです。それは間違いではありません。

しかし、家庭訪問にいたっては例外です。学校によっては事前に「家庭訪問のお知らせ」で「お茶菓子は遠慮します」という旨のプリントが配られる場合があります。

これは、余計な気を使わせない配慮もあるのですが、実のところゆっくりお茶菓子をいただく時間がないのです。

学校によっても違うでしょうが、先生は1日に10軒前後は廻っています。そのため、1軒のお宅でゆっくりお茶菓子を頂いていてはあとのお宅を待たせてしまいます。

先生はそれよりも、子供の学校の様子や気になる点などを保護者と情報交換して今後の教育方針に取り入れようとしています。それが目的で訪問しているので、おもてなしのつもりのお茶菓子が実は凄く迷惑なことになってしまいます。

しかし、何か出さないとと気になってしまうのであれば個包装のお菓子と紙パック飲料やペットボトル飲料の小さいのがありますよね?そういうのをお出しして帰り際に「良かったらどうぞ」とお渡しする程度で良いと思います。

でもテーブルの上に何かないとやっぱり気になるという人もいると思いますので、そんな場合はテーブルの中央に個包装のお菓子を盛っておいて、テーブルの下に麦茶を入れたポットを用意してお話しながらお出しするのが良いでしょう。

先生も話を進められますので、その方が有難いと思います。

先生が来てからお茶菓子を用意する間、部屋で待たせてしまう方が失礼な場合も実はあったりします。

先生が座る位置はどこがいいの?

さて、お茶菓子の問題もさることながら、先生に座って頂く場所もどこがいいかと思いますよね?

最近では、1軒のお宅でお話する時間は10分~15分と短い場合が殆どです。複数のお宅を廻るのでゆっくり上がってお話する時間がないので、玄関で手短に話す傾向があります。

そんな場合でも、先生がいらっしゃったら「どうぞ、お入りになってください」と一応、礼儀として言うほうが望ましいです。

その時先生が「玄関でお話します」と言われたら、そのまま玄関でお話します。できれば玄関でも座っていただく方がいいので、座布団を持ってきて座って頂きましょう。

もし、部屋の中に入ってお話する場合は、和室の場合は出入り口から遠い席に座っていただきます。

テーブル席でも同じで、なるべく出入口から遠い奥の席に座って頂くのがマナーです。これは、家庭訪問に限らず、通常のお客様がいらっしゃった場合でも同じです。

奥の席に座って頂く理由は、お客様がお帰りになる時に招き入れた方が素早く出入り口を開けて出口へ案内するという役目があるからです。

それが招き入れた方のおもてなしでもあるのですね。

逆に、お客様側も自分から人の家の戸に手を掛けるのは客人としてマナーが悪いということにもなります。この点だけはよく覚えておきましょう。

また、リビングなどで長椅子やソファなどがある場合は一番長い椅子又はソファに座って、頂き招き入れた方は一人掛け用のソファに座ります。

ソファに限っては出入り口から遠い席といっても、部屋の間取りによって配置が変わるので長椅子が必ずしも出入口から遠いとは限りません。

ですから、ソファの場合は出入り口は気にしないで一番長い椅子に座って頂くものです。

お茶菓子出す場合のおすすめのお菓子は?

マナーは数々あれど、お客様が来た時に出すお茶菓子って、飾りみたいなものなんですよね?

実際、お茶とお菓子をお出ししてもほとんどのお客様はお茶は呑んでも、お菓子は大抵手を付けません。

自分が客として人の家に行った時もそうではないでしょうか?ある程度気心知れてる相手の場合は、多少話しながらお菓子を1個くらいは食べられるかも知れませんが、まるきり他人で改まった席だとやっぱりお茶は呑んでもお菓子までは食べませんよね?

・お菓子は個包装がおすすめ

そういう点から考えても、もしお茶菓子を出す場合はお菓子は個包装のものがおすすめです。

個包装なら、その場で食べなくてもお帰りになる時に2~3個(大きさにもよりますが)ビニール袋に入れてお持ち帰り頂く事もできるので、便利です。

しかし個包装でもなるべく出さない方がいいのは、固くて溶けやすい飴やカステラなどの柔らかいものです。

カステラなどは部屋で食べて頂くには良いものですが、持ち帰りとなるとカバンの中に入れた時に他の持ち物に押しつぶされたりしがちですし、飴などはちょっと暑い時期だったりすると個包装になっていても、袋の中でべたついてたりしますよね?

ですから、なるべく持ち帰り頂くことも考えて、ある程度型崩れしにくいものやべたつかないものが良いと思います。

クッキーやおせんべいなんかいいですよね?

生物だとしても日持ちするもので、小箱に入っているようなものが型崩れしなくていいです。

羊かんとかだと長方形の箱に入っているものがあるので、そうした物の方が持ち帰りやすいですね。

まとめ

・お茶菓子は遠慮するという旨のお知らせが事前に渡される場合があるので、子供が持ち帰るプリントはきちんと目を通す!

・お茶菓子をお出しする場合は、個包装になっているもので帰り際に持ち帰って頂くと喜ばれることも!

・先生に座って頂く席は、ソファの席以外なら出入り口から遠い奥の席に案内する!

・ソファの場合は、出入り口に関係なく長椅子に座って頂く!