妊娠検査薬で陽性の判定が出ても、
結局は、生理がきてしまって、がっかりしているあなた。
産婦人科に行っても妊娠していないと言われてしまったあなた。
もしかしたら、化学流産だったのかもしれません。
流産って聞くと、びくっとしますよね。
でも、
妊娠する前の化学流産は、一般にいう流産ではありませんから安心してくださいね。
化学流産は、妊娠前の出来事で「受精卵の着床が続かなかった」ということですので、
化学流産を繰り返したとしても子宮が胎児を育てにくいというわけではありません。
化学流産の場合は、ほとんどは受精卵の異常によるものとも言われます。
これらの原因は、もともとの体質や病気であるとも言われています。
もしかしたら、あなたも「着床しにくい体質」かもしれません。
「着床しにくい体質」を改善しましょう
● 黄体機能の働きを活発にする
着床を継続させるためには、子宮内膜に厚みがあることが大切です。
「黄体」の機能が十分に働いていると、子宮内膜は強く形成され、
「黄体」の働きが不十分だと、子宮内膜が十分に育たず着床しずらくなるのだそうです。
働きが不十分な状態を「黄体機能不全」と言います。
黄体機能不全の時の基礎体温は、
・高温期が短い
・高温期の途中で体温が下がる
などの不安定さを示します。
基礎体温を測ってグラフを作ることをお勧めします。
※黄体(黄体ホルモン)とは
女性ホルモンの一種。子宮粘膜に分泌腺を発達させ,特に受精卵の子宮着床,妊娠持続に働く。
不足すると習慣流産,子宮出血,月経過多,月経困難等の症状が現れる。
● 身体が冷えている
着床しずらい体質の方の多くが、身体が冷えているということが原因と言われています。
また黄体機能不全の方の多くの方の原因も、身体が冷えていると言われています。
子宮内膜を形成し、妊娠に大切な卵巣や子宮は、身体の中でも特に冷えることに敏感で弱い部分です。
ですから、特に下半身の冷えには注意して足や腰回りを温めることが大切です。
● 運動不足
・お仕事で立ったまま ・座ったまま ・歩くことがあまりない
この運動不足が子宮や卵巣のある骨盤内の血行を悪くします。
できるだけ意識して下半身の血流を促しましょう。
● 自律神経が乱れている
身体の機能を調整する自律神経は、着床力にも深く関わっています。
生活リズムが乱れたり、ストレスがたまると自律神経も乱れてきます。
とにかく、身体を温めて規則正しい生活を心掛けストレスを溜めないように気をつけましょう。
着床力をアップして、妊娠力をアップさせましょう!